法隆寺の未来考える 世界遺産30周年で記念シンポ

日本初の世界文化遺産に登録された法隆寺の金堂 法隆寺の未来の役割などを探ったシンポジウム会場 法隆寺の世界遺産登録30周年を記念するシンポジウム「世界の至宝・法隆寺~1400年の歴史を未来へ~」(法隆寺、朝日新聞社など主催)が2月18日、東京・…

茎にびっしりミニミニキャベツ 農業講座終わる

順調に育った芽キャベツの収穫作業。引き抜いて根を切り落とした 西東京市谷戸公民館の独自事業「農業を知る講座」は2月14日、住吉町の畑で芽キャベツの収穫作業を行い、今年度の全日程を終了した。 芽キャベツは昨年9月上旬に参加者1人に1株の割で苗を…

苦労も喜びも 農業体験5カ月の記録集できた

毎回の農作業の内容や感想などを収めた記録集 西東京市谷戸公民館が主催する「農業を知る講座」のすべての活動をまとめた今年度の記録集が出来上がった。 講座は主に、市内の一人の農業者が畑の一角を無償で提供し、毎週1回1~2時間、棚まきから施肥やマ…

日中交流伝える展覧会 知見や成果語る

古代の日中交流をたどる中国・北京での展覧会を評価したパネル討論 日中国交正常化50周年を記念し、奈良県と中国・清華大学が共同で昨年、北京の同大学芸術博物館で開いた「日中交流二千年 アジアをつなぐ美と精神」展。その成果などを語り合う記念シンポジ…

あふれる個性 特別支援学校作品展

色彩や造形にみずみずしい感性を表現した作品群 東京都内の特別支援学校に通う子どもたちの絵や版画などを展示した5部門作品展が2月2日~5日、池袋の東京芸術劇場で開かれている。 都教育委員会と都特別支援学校文化連盟が主催する総合文化祭の一つで、…

遺構も復興も 濃密だった東松島日帰りバスツアー

震災遺構の旧野蒜駅プラットホーム。津波は線路も曲げた 70人が避難して命拾いした、高さ約30メートルの私設避難所「佐藤山」 東京-仙台を日帰りで2月1日、宮城県東松島市の震災復興バスツアーに参加した。 東日本大震災の被災地の復興状況を自分の目で確…

迫力!等身大の兵馬俑 上野の森美術館

始皇帝の絶大な権力を示す等身大の兵馬俑が並ぶ会場 日中国交正常化50周年を記念した展覧会「兵馬俑(へいばよう)と古代中国-秦漢文明の遺産-」(東京新聞など主催、2月5日まで)を見に1月30日、東京都台東区の上野の森美術館へ出かけた。 閉幕が迫っ…

縄文遺跡群 世界遺産登録1周年でフォーラム

縄文遺跡群の世界遺産登録に携わった専門家が意見交換 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録1周年を記念する東京フォーラムが1月29日、東京・有楽町朝日ホールで開かれ、約700人が講演などに聴き入った。 北海道、青森県、秋田県、岩手県と遺跡の…

「東京都内の方形周溝墓」を学ぶ

日野市で発掘調査が進む平山遺跡の方形周溝墓 講演した東京都埋蔵文化財センターの相原正人氏 東京都埋蔵文化財センター(多摩市)の文化財講演会が1月21日に同センターであり、相原正人(まさひと)調査研究員が「都内の方形周溝墓」と題して話した。 考古…

3.11の復興地見学 不親切な参加受け付け

2月8日に予定していた3.11津波被災地・宮城県東松島の復興見学バスツアーが1日に早まった。 8日に東北新幹線を使って日帰りすることにして乗車券を買った翌々日、旅行会社の仙台支店から「8日は催行できないかもしれない」と電話がきた。悪い予感の一つ…

案ずるより… 最後の運転免許更新

脳出血とそれに起因する一時的な視覚異常で先行き不安にさいなまれていた運転免許の更新が1月18日、なんのつまずきもなく終わった。 75歳以上の人に新たに課せられた認知機能検査の結果通知書と高齢者講習の終了証明書、それに先日届いた「更新のお知らせは…

林家たい平で初笑い

今年の初笑いは1月15日、三鷹で林家たい平独演会。三鷹行きバスのダイヤが12月に改正されたのに気付かず、出発時刻がいつもより10分以上遅くなってヒヤヒヤしたが、日曜日のせいか乗客が少なく、停留所を次々通過。三鷹駅でのバス乗り継ぎも順調にいき、余…

映画「ひろしま」は日教組製作だった

1月14日、保谷こもれびホールで映画「ひろしま」を初めて見た。ワクワクして見に行く類ではなく、人間として見ておいた方がよいという部類の映画だ。新聞販売店がチケットを500円で販売する愛読者サービスを利用した。 上映会を主催する西東京シネマ倶楽部…

震災復興の東松島行きを決断

1カ月後に、東日本大震災で大きな津波被害を受けた宮城県東松島市を訪ねるバスツアーに参加するため、1月8日、JR武蔵野線新秋津駅のみどりの窓口で仙台往復の乗車券と東北新幹線の特急券を買った。 ツアーは一般財団法人3・11伝承ロード推進機構が企画し…

埼玉・小江戸川越七福神をめぐる

独立した小社にまつられている天然寺の寿老人 見立寺の水琴窟。地底からの「琴の音」に耳をすます 西東京市主催の小江戸川越七福神めぐりが1月7日にあった。 七福神めぐりは市スポーツ推進委員会が案内や安全対策の実働部隊となり、毎年コースを変えての恒…

全般に作柄良好 農業講座終わる

講座で最後の収穫作業。手前はホウレンソウ 7月下旬から始まった「農業を知る講座」(西東京市谷戸公民館主催)は12月27日、最終の講座があった。参加者たちは公民館で感想を語り、畑に残った野菜を収穫した。 講座は今年、新型コロナウイルス対策として募…

収穫作業が終盤 農業講座

2品種を植えたニンジン。全てを収穫後、選別した 農業を知る講座は先週、腐葉土作りのための落ち葉集めが降雨のため中止となり、2週間ぶりの収穫作業が12月20日にあった。 このところ「今季一番の冷え込み」が続く。この日も午前10時の集合時に日陰では霜…

円熟の話芸堪能 柳家さん喬独演会

今年の通い納め、柳家さん喬独演会の演目 柳家さん喬独演会が12月17日に三鷹であり、「円熟」という言葉がぴったりの話芸を堪能した。 さん喬の演目は前半が「短命」と「寝床」、後半は「柳田格之進」。 「短命」は、質屋のムコさんが相次いで早死にするのは…

重要文化財の富士塚めぐる

江戸時代築造の原形をよく保ち、国の重要文化財となっている豊島長崎の富士塚 荒々しい山肌を見せる池袋氷川神社の富士塚は豊島区指定の史跡 毎日新聞旅行の「重要文化財の富士塚めぐり」が12月16日にあり、15人が参加した。 最初の富士塚は江古田浅間神社の…

旧田無市の戦跡たどる 公民館が講座

田無駅北口の「平和のリング」付近で空襲犠牲者を悼む参加者たち 西東京市芝久保公民館は12月11日、平和を考える講座で「この町にも戦争があった」と題し、太平洋戦争による戦跡めぐりを行い、20人が参加した。 講師は「武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会…

視野検査は問題なし 脳出血その後

12月9日夕、視野検査の結果を聞くため自宅に近い眼科医院に行った。「ほぼ問題ないようなので、眼科はいったん終わりにしておきましょう」。これで年明けの運転免許更新の最終手続きに自信を持って臨める。 脳出血の後遺症として、目の異常は大きな心配の種…

農業体験から環境問題考えよう 農業講座

自分が写っている写真を選ぶ受講生。後日、絵はがきになる 西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座」は12月6日、同館で座学があり、環境カウンセラーの小野紀之さんが「都市農業のこれから」と題して講演した。 小野さんは農業を巡る新しい展開として「…

タマネギ苗植え 農業講座最終の作物

来年6月の収穫を楽しみに赤タマネギの苗を植え付けた 西東京市谷戸公民館の「農業を知る講座」は12月5日、15種類目の野菜となるタマネギの苗を植え付けた。講座最後の作物で、収穫は来年6月になるという。 2度目の臨時講座で、今シーズン一番の冷え込み…

復活へ動く「女性出家者」 武蔵野大で公開講座

武蔵野大学仏教文化研究所が「仏教における女性」を統一テーマに開いてきた連続公開講座(全6回)の最終講座は12月3日、同大武蔵野キャンパス(西東京市)であった。 駒沢大学講師の八尾史(ふみ)氏が「律蔵における女性」と題して講演した。 律蔵とは古…

「みどりの散策路」今年最後のウオーキング

まだ多くの花が咲く保谷町ローズガーデン 西東京市主催の「『みどりの散策路』を歩こう」は11月30日、西武新宿線西武柳沢駅を発着点とする上保谷コース(3.8キロ)であり、17人が参加した。 ウオーキングマップ作りに協力した西東京自然を見つめる会の会員が…

農作物収穫の喜び伝えよう 絵はがき用に写真撮影

収穫作業に励むグループにカメラを向ける小野さん(手前) 同じグループ内では撮ったり撮られたり あなたの農業体験の喜びを絵はがきで送って――。収穫作業たけなわの実習畑で11月29日、絵はがき用の写真を撮った。 西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座…

藤ノ木古墳 最新の研究成果を公開

橿原考古学研究所の専門家が藤ノ木古墳の研究成果を発表した会場 公園に整備された奈良県斑鳩町の藤ノ木古墳 奈良県立橿原考古学研究所の東京公開講演会「大和の中の東アジア~藤ノ木古墳~」が11月27日、有楽町朝日ホールであり、約600人が最新の研究成…

最前席で見た熱演 春風亭一之輔独演会

終演後に貼りだされた春風亭一之輔独演会の番組 11月26日、春風亭一之輔独演会が三鷹市公会堂であった。ここでの独演会は3回目と本人が言っていたが、私はひいき筋でもないのに皆勤賞。インターネット予約で最前列を確保できたのは功徳か。 最前列の席とは…

白菜、カブも収穫 農業講座

西東京市谷戸公民館主催の農業を考える講座は11月22日、初収穫となる白菜とカブを収穫し、玉ネギの苗を植える準備作業をした。 最初の作業は芽キャベツの葉落とし。葉が立ち上がっている上部の15枚前後を残す。葉の付け根を指で押すとポロっと取れるので、そ…

共感と異世界と 映画「おじいちゃんの里帰り」

名作の中で世界の旅も楽しめるという映画上映シリーズの第3弾『おじいちゃんの里帰り』を11月19日、三鷹市芸術文化センターで鑑賞した。 舞台はドイツとトルコ。家族を連れてトルコの田舎町からドイツに移住し、45年間を過ごした「おじいちゃん」が、4人き…