迷路に子どもが歓声 ヒマワリ畑開放 西東京・東大農場

イメージ 1西東京市内にある東大生態調和農学機構の農場で、ヒマワリ畑が8月14日から一般開放され、迷路に子どもたちの歓声が上がった。
種まきから油搾りまでを体験することで食育について考えてもらおうという、市と東大の共同事業「ひまわりプロジェクト」の一環。市民30人が参加し、約10アールの畑に約3700本を育てた。
種まきは6月中旬とやや遅かったが、猛暑の影響か生育はどんどん進んだ。外側の花びらはほとんど開き、「見ごろは来週初めごろまでではないか」と関係者は早くもやきもき。
高さ2メートルを超える大輪の下では、子どもたちが歓声を上げながら迷路を楽しんでいる。迷路は昨年よりやや複雑になったが、多少迷っても2分ほどで抜けられ、繰り返し楽しむ姿も。初日は午前中だけで家族連れなど約200人が訪れた。
5年目の今年は運営の多くがボランティアグループに任され、ヒマワリ栽培に参加できない小学校児童向けに、農作業や畑の状態を節目ごと知らせる「通信」を作ったり、農場博物館を運営する別のボランティアグループにかかしを作ってもらったりと連携を強めている。
一般開放は30日まで(土~月曜は休み)、入場は午前9時半~午後4時。
(下の写真は左からヒマワリ畑の入り口、児童向けに作られた「ひまわりプロジェクト通信」の掲示板)
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