西東京市の予算出前講座に15人

西東京市の今年度予算を市財政課職員に説明してもらう出前講座(「市政これでいいの会・西東京」主催)が8月22日、田無庁舎であり、15人が参加した。市長選の影響で本予算の編成が遅れたため、出前講座も約3カ月ずれ込んだ。
 一般会計の歳入全体に占める市税の割合(約44%)は多摩26市でほぼ真ん中に位置することなど歳入・歳出の特徴や目玉事業、自治体の貯金ともいえる財政調整基金の年度末見込み現在高などの説明の後、質疑応答が行われた。
 参加者は、新市長の考えを反映した新規事業や取り崩した財政調整基金の回復見通しを質問したり、「市との協働事業の実施に際し、数百円の施設使用料が発生したのに予算を組んでいなかったため処理に困った」と運用の硬直化をただしたりした。
 主催団体は10月に、2012年度決算について出前講座の開催を予定している。