高齢者の病気「症状出にくい」 元気講座2回目

イメージ 1 西東京市の市民活動団体「仙人の家」主催の高齢者元気講座2回目は10月2日、同家(東伏見5)で開かれ、新町地域包括支援センターの看護師赤坂育子さんが「かかりやすい病気と予兆」と題して話した。
 赤坂さんは、高齢者は症状の個人差が大きく、治療や薬に対する反応にもかなりの差があることなどを指摘。65歳以上の人の死亡原因の2位である心疾患は、ふらついたり転んだりするほか、足のむくみのように無痛性や無症候性であっても疑ってかかるよう注意を促した。
 90歳以上では死因のトップとなっている肺炎は、熱やせき、たんが出なくても、元気がなくなったりボーっとしている場合は要注意という。肺炎の予防には「深呼吸が効果的」として呼吸筋のストレッチを指導した。