「遺言・相続のトラブル避けるには」 市民団体が公開勉強会

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 西東京市の市民団体「豊かな老いじたくを考える会」は1120日、「遺言・相続で陥りやすいトラブル」をテーマに芝久保公民館で勉強会を開き、会員外にも公開した。
 講師は市内の行政書士、中野浩太郎さん=写真。中野さんは、高齢者と弱者のためのサポート団体「あんしん終活相談センター」を同業者らとつくり、代表を務めている。最近は「スマートライフサポート」と題して(1)詐欺・悪徳商法対策(2)遺言・相続手続き(3)成年後見制度―の小冊子3部作を作製。地域包括支援センター社会福祉協議会などに置いて役立ててもらっている。
 この日も参加者に遺言・相続特集の小冊子を配布し、遺言の種類、相続人、法定相続割合などの基礎知識を解説したあと、遺言がないことによるトラブルの事例を詳しく紹介。遺言は平均寿命の10年前までに作成することを勧め、失敗しない遺言の作り方などについても説明した。
 問い合わせはあんしん終活相談センター(042・423・8543)へ。