<西東京市議会>「交友関係の維持」強調 泉小、住吉小に統合

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小規模4校の統廃合問題は庁内検討委員会の最終報告書で2015年度に泉小を廃校とし、住吉小=写真=に統合する方針が明確に打ち出された。122日から始まった定例市議会一般質問で、自民党市議団の3氏がこの問題を取り上げた。
江端巧教育長は中間報告と最終報告の違いについて、泉小に就学している児童の指定校は「原則住吉小」としていたものから「原則」を取り、住吉小が指定校であることを明確にした、と述べた。「泉小児童の交友関係の維持が児童にとって最大の負担軽減」と考え、すべての児童が同じ学校に移動することを最大の目標に方針を定めたとも述べた。このほか、複数学級による集団生活のメリット、教職員の増員によるバランスのとれた教員配置と学校運営面への効果を挙げた。
また飯島享教育部特命担当部長は、11月から両校の校長、副校長を中心に来年度の年間計画に交流事業を取り入れる検討を開始したことを明らかにし、合同の遠足や社会科見学の日程調整に入ったと話した。