<西東京市議会>ひばり北・栄町の交流施設建設陳情は趣旨採択 定例会閉会

 第4回定例市議会は1213日、本会議を開き、常任委員会に付託されていた議案をいずれも原案通り可決して閉会した。
 持ち越しとなっていた、ひばりが丘北・栄町地域にコミュニティ施設の早期建設を求める陳情は、この日の文教厚生委員会で、「採択」を主張する公明党市議団と「趣旨採択」とする他会派とに分かれたが、最終的に趣旨採択とすることで決着した。
 議員提案の意見書はこの日上程された。消費税の軽減税率制度の導入を求める意見書は賛成多数で可決、来年4月1日からの消費税増税を実施することに反対する意見書は賛成少数で否決された。特定秘密の保護に関する法律の廃止を求める意見書は、採決直前にみんなの党市議団3人が議場から退席し、賛成少数で否決となった。
 中国による防空識別圏の設定の即時撤回と猪瀬直樹東京都知事徳洲会グループから資金提供を受けた問題の真相解明を求めることは、全会一致で決議した。