石仏の魅力切り取る80作品 協会が写真展

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日本石仏協会主催の写真展「石仏の魅力」が東京・千代田区のJCIIビルで開かれている。会員30人から約80点が出品され、1月19日まで。入場無料。
西東京市の初田瑞宏さんは、昨年秋に訪れた埼玉県秩父市の金昌寺石仏群のから慈母観音などを写した4点を出品。中でも「禁酒地蔵」は、栓が抜かれた酒樽の上にあぐらをかき、杯を伏せるように頭にかざすユーモラスなポーズで見る人の気持ちを和ませる。
出品作の撮影場所は、北は福島県から南は熊本県まで国内各地のほかネパール、インドネシアなど海外にも及ぶ。訪れた人たちは路傍や崖、境内など様々な場所で様々な表情を見せる石仏に先人たちの祈りを感じ取ったり、「実際に見にいきたい」などと感想を話したりしていた。