27人が参加。航空公園のロウバイ園のロウバイはいくぶん花の盛りを過ぎていたが、甘い香りを楽しめた。カモ類が群れる池を経てジョギングコースの発着点から国道に出る。園内2キロに及ぶジョギングコースは、平日なのに利用者の姿が途切れない。
東川は、川床の下に造ったトンネルの中に水を流す治水対策がとられている。流域に密集する住宅を洪水から守り、桜並木を残すためと説明する看板があった。明治時代にあった小学校の梅の木の3代目という「精華の梅」が住民の手で守られていたり、彼岸花などが植えられていたりする。ロウバイに混じってサンシュユが黄色い小花を開き始めた所もあった。
約2キロ先で南東に向かい、柳瀬川へ。所沢市から清瀬市に入る清瀬橋を下り、せせらぎ公園終点側の「みはらし台場」から木道の柳瀬川回廊を公園管理棟へと向かう。せせらぎにはホタルの保護を呼びかける手製の看板がいくつもあった。
管理棟で一休みしたあとは右に空堀川、左に冬眠中のカタクリの丘の間の小道を進み、明治薬科大学の薬草園を見学。根が強心や利尿に効くというフクジュソウが黄色い花を開いていたが、まだ芽を出していないものが多かった。