<西東京市議会> エコプラザ、秋以降に一般開放 予特委で市答弁

新年度予算案を審議する予算特別委員会2日目の3月17日は、大林光昭、藤田美智子(以上西東京市議会公明党)と浜中義豊(のりかた)、田中慶明(のりあき)(以上自民党西東京市議団)、藤岡智明(共産党西東京市議団)の5氏が質疑を行った。
市側の主な答弁は次の通り。
▽自殺、年間36人 人口動態調査などに基づく市内の自殺は平成24年1年間で36人(男性20人、女性16人)。年齢別では3039歳と5059歳が最も多く、それぞれ7人。次いで4049歳が6人、2029歳と6069歳が各5人、80歳以上3人などとなっている。推定される原因は健康問題15人、経済・生活問題6人、家庭問題5人などの順。市が設けているからだと心の健康相談電話を分析したところ、昨年4月から今年213日までに231件の相談があり、4064歳が最多の140件、39歳以下が47件、65歳以上は44件だった。内容別では心の相談が131件と圧倒的に多い。
▽手続きは簡素に 地域コミュニティーの再生を図る自治会・町内会活性化補助金の申請手続きは簡素化したい。申請書、事業計画、予算内訳、会の規約、名簿の5種類を想定している。新制度の周知のため市報、ホームページのほか説明会も行いたい。
振り込め詐欺25件増 田無署が認知した市内の振り込め詐欺被害は平成25年1年間で62件あり、前年より25件増えた。
▽エコプラザ、一般開放へ (市民活動団体の会場不足から)一般開放の要望があるエコプラザ西東京は、新年度下半期をめどに試行的に一般開放を実施したい。
▽ソーラー補助、ベランダもOK 住宅用太陽光発電システム設置助成は、機器が1キロワット以上の出力を有すれば、設置場所が集合住宅のベランダでも助成対象となる。
▽菅平少年の家を解体売却 老朽化が進み廃止が決まった菅平少年自然の家(長野県上田市)は6~7月に解体、8月までに土地鑑定や測量を行い9月に売却を予定している。