花ショウブとアジサイ競演 杉並・妙法寺

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 西東京市ウオーキング協会の6月ミニウオーキングは梅雨の中休みに恵まれた10日、杉並区の和田堀公園から花ショウブとアジサイが見ごろの妙法寺=写真=を訪ねた。
 京王線浜田山駅から25人が出発。住宅街を抜け、五日市街道が善福寺川に架かる緑地に出た。ここ尾崎橋から川沿いに整備されたジョギングコースを川下へ向かう。2日続きの大雨に洗われたヒマラヤスギなど木々の葉は緑が深く、体まで染まりそう。蒸し暑さも少し和らぐ。
 大宮天満宮では樹齢400年以上とされる菩提(ぼだい)樹が花盛り。手の届くところに枝があり、香りをかいだり、独特の花穂の出方に見入ったりした。
 済美橋で善福寺川と別れて北へ。日蓮を祖師とする妙法寺は「やくよけのお祖師様」として江戸時代から広く信仰を集めているという。山門(仁王門)をくぐり、祖師堂の右を奥へ進むと、今を盛りと咲き誇る花ショウブの畑が広がっていた。その畑をアジサイガクアジサイが囲い込む。競い合うようでもあり、青紫を基調にハーモニーを奏でているようでもある、なんとも美しい梅雨時の光景。
 妙法寺から青梅街道を横切り、JR高円寺駅前で解散した。行程は約8キロ、所要時間3時間。(写真下は左から和田堀公園、大宮天満宮菩提樹
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