「ラベンダー堤」見納め ウオーキング協会、久喜市菖蒲町へ

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西東京市ウオーキング協会の6月例会は22日、「アヤメ・ラベンダーの里」をうたい、ブルーフェスティバル開催中の埼玉県久喜市菖蒲町を中心に行われ、13人が参加した。
 
午前中は時折雨脚が激しくなるあいにくの天気。JR宇都宮線久喜駅からバスに乗り、菖蒲北で下車。近くの大型ショッピングセンターで雨用の装備を整え、しらさぎ公園へ。ラベンダー山の2500株が見ごろだったが、大降りのためそそくさと通過し、あずまやで雨宿り。水かさを増した見沼代用水に架かる中橋を渡り、着いた菖蒲城趾(じょうし)あやめ園では、50種、1万6千株あるというハナショウブが残念なことに終わりを迎えていた。
 
あやめ園前の道路を渡り、細い用水路沿いの小道を菖蒲総合支所めざして進む。「ラベンダー堤」=写真=に出ると、通りの両側が紫色に煙って見えた。6700本あるという株から数え切れないほどの茎が放射状に伸び、その先端を飾る鮮やかな花の穂が生み出す光景。湿気は甘い香りを逃がさない役目を果たしているように感じられた。
 
しかし、この堤を見られるのは今年が最後。隣接する調節池の整備に伴って姿を消し、来年からは新しい会場デザインでブルーフェスティバルが開かれるようだ。
 
観光客の休憩用テントで昼食をとり、ラベンダーの切り花や農産物、手芸品などの出店をのぞく。出発する午後1時ごろに雨が上がった。
品種別に養成中のラベンダー花壇を巡り、見沼代用水路に沿う遊歩道を南へ向かう。道の右側は桜並木、左側にはハギが続き、「萩の径(みち)」と名付けられていた。
 
神ノ木橋で西に進路を変え、見沼代用水の西側を流れる野通川をさかのぼり調節池に戻りかかるかっこうで県道12号(川越栗橋線)に出た。野々宮でバスに乗り、JR高崎線桶川駅から帰途に就いた。久喜駅から桶川駅まで所要時間は約5時間半、実質歩いた距離は約11キロ。(下の写真は左からあやめ園、萩の径)
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