シニア向け情報紙を作るシニア団体 「東京サイト」で放映へ

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西東京市でシニア向け情報紙を発行する「きらっとシニア倶楽部」が東京都の広報番組「東京サイト」(テレビ朝日、平日午後2時55分)で紹介されることになり、6月25日、ひばりが丘公民館などで収録が行われた。
 
同番組は都内のあらゆる分野の情報を取り上げ、現在のタイトルになってからだけでも14年以上続いている。真打の落語家林家きく姫さんがインタビュアーを務める。
 
シニア団体が自ら企画し、取材、編集から印刷、配達まで一貫して地域情報紙に取り組むのは珍しいといい、「高齢者の生活」という大きなくくりのなかで、地域のために活動する団体の一つとして取り上げられる。
 
この日は定例会(毎月第2、4水曜)の日にあたり、次号のテーマを何にするかを話し合う中、きく姫さんが倶楽部の副代表、有馬将由(のぶゆき)さんに倶楽部発足のきっかけやねらい、活動状況などを質問した=写真。
 
きく姫さんは編集会議の後、写真や校閲、レイアウトの担当者たちからも印象深い出来事や苦労、やりがいなどを聞き出していた。再度、インタビューを受けた有馬さんは「会員を増やしたい。特に女性の入会は大歓迎」と強調。
 
有馬さんから高齢者像について逆取材を受けたきく姫さんは、「落語界では40代、50代でも若手なので、高齢者がどういうものかピンときません。でも、知らない人に話しかけることができたり、季節の変化に敏感だったりして『すごい』といつも感動しています」などと答えていた。
 
放送は、まちの読者の声と併せて7月14日の週の予定という。