<西東京市議会>熱中症対策 中学校に霧噴射機を配置へ

市教委は9月3日の一般質問で、熱中症予防対策として市内9つの全中学校にミスト発生装置を設置することを明らかにした。浅野高司氏(自民党市議団)への答弁。
 
この装置は、水を霧状に噴射し、蒸発するときの気化熱を利用して体を冷やす仕組み。施設を改造しなくて済み、移動も可能で安価という。今回の一般会計補正予算案に購入費175万円を計上した。
 
一方、市は熱中症による65歳以上の高齢者の救急搬送が8月21日までに22件(市消防署速報値)で、前年同期より7件減ったと述べた。予防のための普及啓発が一定程度浸透したとみている。