武蔵野公園から3都立公園巡る ウオーキング協会

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 西東京市ウオーキング協会の9月ミニウオーキングは9日、武蔵野公園から野川公園武蔵野の森公園を巡った。雨上がりのさわやかな青空の下、27人が初秋の風景を楽しんだ。
 西武多摩川線新小金井駅を出発し、野川に架かる二枚橋を渡って武蔵野公園に入る。水を抜いたじゃぶじゃぶ池から右回りで樹木観察マップお勧めのコースを行き、くじら山に登頂。お勧めコースの途中から、サルスベリなどの若木を育てている苗圃(びょうほ)の中を通って池に戻った。
 再び二枚橋を渡り、野川公園北口から川沿いに進み、自然観察園に入る。小さな花を着けた野草が多く、花の色別に植物の名を並べて書いてある「9月の花だより」と順路図を見比べながら熱心に観察する人もいた。ピンクの花畑のように広がるシュウカイドウの群落はひときわ目を引いた=写真。
 出入り口に近い桜橋を渡り、自然観察センターで一休み。東八道路に架かる歩道橋を渡り、大芝生などを通って正門を出ると、近くに近藤勇の生家跡がある。ちょっと立ち寄り、武蔵の森公園へ。
 この公園は「森」の看板に偽りありと思えるほど、木々は遠く公園の周囲にしか見られない。折から日差しが強くなってきたが、戦時中、軍用機を敵の空襲から守った掩体壕(えんたいごう)や都道府県特産の石を埋め込み展示するふるさとの丘があり、ひと味変わった見どころが不快感を忘れさせた。タイミング良く、調布飛行場から離陸した飛行機を目の当たりにすることもできた。
 正午すぎに新小金井駅の隣の多磨駅で解散した。歩いた距離は約7キロ、所要時間は3時間。