隅田川を船で下り浜離宮を見学

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西東京市郷土文化会の10月例会は7日、墨田川クルージングと浜離宮恩賜(おんし)庭園見学などがあり、33人が台風一過のさわやかな1日を楽しんだ。
 
 吾妻橋上流にある水上バスの浅草発着所から午前1040分発の「道灌」に乗船。牧草を表すという緑色の厩橋(うまやばし)、実った米を表すという黄色の蔵前橋から、つい最近命名された築地大橋まで13の橋をくぐり、約35分で浜離宮に着いた。
 
途中、橋の名前の由来や形の特徴、なまこ壁や再開発事業で建った超高層マンション群など両岸に見える風景について、ガイドさんの生アナウンスに耳を傾けた。
 
浜離宮に上陸すると、緑の木々や花畑の向こうにいくつもの超高層オフィスビルが壁のようにそびえ立ち=写真、同じ世界にいるとは思われない感覚に陥る。
 
いったん大手門近くの管理所に集合。見どころに来ると自動的に音声や映像で解説する最新鋭の携帯端末が全員に渡された。同時に手渡された庭園のコースマップに従い、「三百年の松」から順番に進み、富士見山や御亭山(おちんやま)に登るなどして休憩所で昼食。
 
  この後は大手門から10分ほど歩いた鉄道歴史展示室へ。鉄道発祥の史跡として外観が復元された旧新橋停車場の駅舎内部が展示室になっており、発掘調査時の資料や絵図面、企画展「にほんのうたと鉄道」にちなんだ出版物やレコード、写真などが展示されていた