買い物弱者にお役立ち情報 「きらっと☆シニア」第28号発行

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店が遠かったり、荷物が重くて運べなかったりと買い物が難しい高齢者などに役立つ情報を集めた西東京市の地域情報紙「きらっと☆シニア」第28号が1117日、発行された。
 
「買い物」をテーマに特集した紙面はA4判4ページ。1面は、外出困難な人を福祉車両を使って有償で運ぶNPO法人「移動サポートひらけごま」がサービス対象を広げ、茶飲み仲間などをまとめてショッピングセンターなどへ送迎する実験を始めたという話題=写真。
 
新サービスは「お出かけカフェ」と名付け、当面は月1回、市社会福祉協議会が運営する地域の活動拠点の一つ「芝久保サロンしゃくなげ」発着で、車で30分圏内の商業施設を選べる。体が不自由な人や荷物を持ち切れない人は自宅まで送る。カフェの参加費300円でお出かけできる。
 
スーパーや生協では店で買ったものを宅配するサービスを行っているところが多い。専用の箱一つ分の送料はいくら、何千円以上の買い上げで送料無料など、市民が利用する近隣市のスーパーも含めてサービス状況をほぼ網羅し、3面にまとめて収めた。
 
買い物に出られない人にはネットスーパーが、パソコンを使えない人には電話やファクス、カタログで注文すると宅配してくれる生協、コンビニが便利だ。有償で買い物を代行してくれる仕組みを持つ市社協などの組織と併せ、2面で紹介されている。
 
最終面は、発行団体「きらっとシニア倶楽部」の会員やその友人たちの買い物をめぐる悩み、知恵、こだわりがちりばめられていて興味深い。
 
5千部を印刷し、公民館や図書館、福祉会館などの公共施設、一部の医療機関、薬局、整骨院接骨院などに配置する。(実際の紙面はモノクロ印刷です)