閑散 高尾山から小仏へ 山桜、まだ花芽

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 330日朝、JR中央線武蔵境駅で待ち合わせ、飲み友達3人で高尾山へ向かった。
 
 丹沢山地の大山に行く予定だったが、天気予報で前日が雨だったため、急きょ計画変更。ケーブルカー乗り場の清滝駅前にある大型の高尾山遊歩マップを見てコースを決めた。
 
 「自然に触れよう」と山麓駅からのリフトを選択。山上駅から1号路(表参道)を上り、男坂の階段で薬王院へ。さらに上るとビジターセンターは改装工事中だった。山頂展望台からはややかすんで白い富士山が見えた。驚いたことにタヌキが1匹、人間を恐れる風もなくベンチ付近を歩き回っていた。
 
 山頂からはもみじ台、一丁平、小仏城山を経て小仏のバス停に出るコースを選んでいた。一丁平付近は階段に小さい砕石を敷き詰める工事がところどころで行われている。時折聞こえるウグイスの鳴き声は、若鳥なのか、後ろの方の「ケキョケキョ」だけとうまくない。
 
 ヤマザクラの並木もまだ小さく堅い花芽の状態で、前日に東京の桜が満開になったのがうそのよう。そのせいか山頂広場の人出はさびしく、その先になると追い越されたりすれ違ったりする人の数はめっきり少なくなった。
 
 約7キロのコースを3時間半かけて小仏のバス停に着いた。1時間に1本の高尾北口行きバスが間もなく折り返し場に入ってくるというタイミングのよさだった。(下の写真は、山頂広場に出没していたタヌキ)
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