かれんな薄紫色の花弁が反り返り、「春の妖精」といわれるカタクリは、主に3カ所に群生している。
30人余りで訪れた東久留米市の「元気で歩こう会」は、明治薬科大近くのA地区の雑木林に入るとすぐ満開の群落に迎えられ、「すごいね」と声を上げた。
B地区、C地区とも咲きそろい、種から花が咲くまで8~9年かかるという説明に一層いとおしさをつのらせたよう。
カタクリは雨や気温が低い曇りの日には花を閉じている。
5日までカタクリまつりが行われており、期間中は見ごろを保てそうという。(下の写真はB地区)