ハンカチノキ 花盛り 東大田無演習林でガイドツアー

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 東京大田無演習林(西東京市)の先生が林内を案内する「春のガイドツアー」が426日にあり、市民ら約30人が開花したハンカチノキなどを楽しんだ。
 
 この日の案内役は同大演習林特任助教の竹本周平さん。庁舎前にそびえるセンベルセコイアの解説から始まり、見学路を右回りで歩いた。
 
 5月上旬ごろに開花する人気樹種のヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)や日本では珍しく並木を形づくるメタセコイアのモデル林=写真最奥=などのほか、オーストラリアから取り寄せた様々な針葉樹の若木などが育つ、ふだんは見学者が立入禁止の苗畑も見た。
 
 ハンカチをつるしたような苞(ほう)が印象的なハンカチノキは「あと2週間ぐらいが見ごろでしょう」と竹本さん。白い苞は有害な紫外線からおしべ、めしべを保護しているという。
 
 エノキの幼木の葉に突起があったり、アオキの種が緑色のまま変形したりしている「虫こぶ」を開き、中に小さな幼虫が住むことを見て寄生の勉強もした。
 
 同演習林は平日午前9時から午後4時半まで見学できる。農場側からは入れず、所沢街道の六角地蔵尊前バス停近くの正門のみが出入り口となっている。(下の写真はハンカチノキ)
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