相模原の自然と歴史学ぶ

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 西東京市郷土文化会の5月例会は12日、相模原市立博物館であり、22人が参加した。
 
 同博物館は今年11月で開館20周年。これまで約230万人が訪れたという。
 
 常設の自然・歴史展示室は、マンモスの頭部のレプリカが迎える「台地の生い立ち」、縄文土器などが並ぶ「郷土の歴史」、江戸時代最後の開拓農民の家屋を復元した「くらしの姿」など5つのテーマで構成。
 
 相模原市高さの異なる3つの河岸段丘の上にあることや太平洋戦争前に10万人を想定した軍都計画があったことなどの特徴を職員から聞いた。
 
 特別展示室では「図鑑の生きものいっぱい」と題した、地元在住の松原巖樹(いわき)さんの生物細密画原画展が開催中(31日まで)。
 
企画した学芸員によると、松原さんはあらゆる生物を描ける数少ない細密画家。作品は写真よりもはるかに情報量が多く、それも確かな博物学の知識に裏付けられているという。
 
同館の喫茶室で弁当を食べた後、博物館の隣にある宇宙航空研究開発機構JAXA)相模原キャンパスを自由参加で見学。小惑星探査機「はやぶさ」の模型や人工衛星の縮尺模型などを見て回った=写真下=。
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