<西東京市議会>いじめ防止へ条例づくり

一般質問2日目の69日、市教委は市長部局と横断的な組織を作り、「いじめ防止対策推進条例(仮称)」を制定する考えを明らかにした。原案を公開して秋ごろにパブリックコメント(意見公募)を行う予定という。大林光昭氏(公明党)への答弁。
 
また市教委は、国指定の史跡となった下野谷遺跡について、市内全体の文化財の保存活用計画策定委員会の一部にも「遺跡の近隣に展示施設の建設を検討すべきだ」とする意見があるとし、今後、市民意識調査や児童生徒へのアンケートなどを通して幅広く意見を聞き、活用計画の中で展示施設やレプリカの作製などを検討したいと述べた。二木孝之氏(民主改革フォーラム)への答弁。
 
このほか市側の主な答弁は次の通り。
 
【高齢者生活状況調査】75歳以上の市民全員と65歳以上で一人暮らしの人を対象に3年に1回実施してきたが、今年度は「75歳以上」を「70歳以上」に引き下げ、閉じこもりがちな人や認知症の人の早期発見や孤立防止、支援につなげる。藤田美智子氏(公明党)への答弁。
 
【コスモス商品券】市内の消費を促す商品券発行は商工会が事業主体となる。1人の購入限度額は10万円(11万円で12千円分使える)商工会の運営委員会で協議した結果、混雑による健康への影響を考え、一般発売する913日よりも早く高齢者、障害者、妊産婦に販売する。事前販売の詳細は715日号の市広報紙(市報)に掲載する。二木氏への答弁。