<西東京市議会>踏み込んだ答弁なし 第2回庁舎統合特別委

 市議会の庁舎統合方針特別委員会は616日、第2回委員会を開いた。
 
庁舎統合問題は、平成35年度に田無庁舎、保谷庁舎、または新たな用地に統合するとした昨年3月の「素案」が、今年になって、田無庁舎を暫定的に活用し平成45年度に市の中心部に統合庁舎を建てるという「案」に大きく転換した。
 
この日は方針転換に至る経緯や保谷庁舎取り壊しの前段階で行われる市民会館への中央図書館・田無公民館の合築複合化、市民参加のあり方などをめぐり、質疑があった。
 
市側は、統合方針案の市民説明会への参加状況を受けて「若い世代に参加してもらう方策を考える必要はある」と答弁したが、方針案の内容について踏み込んだ答弁はなかった。
 
市民会館の合築複合化は庁舎統合と一体ではないのかとの質問には「別々に(検討を)進めていく」とこれまでの考え方を繰り返した。
 
次回は7~8月に継続審議する。