東大ハス見本園 一般公開始まる

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 西東京市にある東京大生態調和農学機構(旧東大農場)のハス見本園が623日、一般公開された=写真。
 
 見本園は、200を超える花ハスの品種や施設などが整った昨年から開花時期に一般公開されるようになり、今年はさらに1週間ほど公開を早めた。
 
 観賞できるのは約100品種。入り口のすぐ脇に古代ハスとして有名な「大賀ハス」、そのそばに中国で作られた桃色の花の品種と米国原産の黄色い花の品種を交配して東京大が作りだした「緑地美人」がある。
 
 関係者の話では、今年は早咲きのものが1カ月以上も早く開花したという。このため花が落ちて、じょうろの先のような形をした花托(かたく)が目立つ区画もあるが、この日は全体の3分の1ほどの品種が花を見せた。
 
 江東区から来たという男性は「これから週1回来る予定です。都内のほかのハスの名所を巡る目安になります」と話し、見ごろの花にカメラを向けていた。
 
 公開は724日まで(土・日・月曜と祝日は非公開)の午前9時から11時まで。土曜だが718日は、一般公開よりも多くの品種を見ることができる「観蓮(かんれん)会」が午前730分から行われる。(下の写真は「緑地美人」)
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