火事・地震から身を守ろう 雑学大学生、立川防災館を見学

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 NPO法人東京雑学大学(西東京市)の見学会が1116日、立川市の立川防災館であった。
 
 雑学大はさまざまな分野の専門家を招いて週1回講義を行うほか、年に1回見学会があり、この日はシニア層の学生18人が参加した。
 
 防災館では消火器を使って映像の火事を消す消火訓練や、最大震度7地震からの身の守り方=写真=、建物内部の火災による煙からの避難を体験。
 
 消火訓練では、真っ先に「火事だー」と大声で周囲の人に知らせることや、天ぷら油が炎上したときは壁に反射させて消火液を浴びせるなど火の元に応じた細かい指導があった。
 
 地震は震度35強、73段階の揺れをテーブルの下にもぐって体験。最後のグループは2分近く続いたという関東大震災と同じ時間と強さの揺れを再現してもらい、体験部屋から出てしばらくしたっても「まだくらくらしている」。
 
 学生から入館者数を問われたインストラクターは「昨年1年間で約92千人。開館当初の2倍以上になっています」と答えた。
 
防災館見学に先立ち昭和記念公園を訪れ、イチョウ並木の黄色いトンネルや見ごろを迎えたコウテイダリアを楽しんだ=写真下=。
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