記念撮影 旗はNG 国会議事堂

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 西東京市郷土文化会の2月例会は2日、27人が参加し、国会議事堂を見学した。
 
 この日に衆参両院で本会議が開かれることが前日、決まった。「本会議開会前1時間および本会議中は参観できない」(衆議院)となっていることから、幹事は前夜までハラハラしたというが、衆院事務局から参観中止の連絡がなく、予定通り実施された。
 
 東京メトロ丸の内線国会議事堂前駅から数分歩き、衆院参観通用門へ。入門証代わりにパンフレットをもらい、地下1階のホールで簡単なボディーチェックを受けた。
 
 3階まで階段を上る。足に自信のない人はエレベーターを利用できる。中央塔の下は4階吹き抜けの空間になっており、「奈良・法隆寺五重塔が入ります」と衛視がパンフレットには書いていない説明をした。
 
 開会式の日に天皇陛下が休む御休所(ごきゅうじょ)はガラス越しに見ることができる。照明が暗く、パンフレットの写真の方が色鮮やか。衆院議場ではマイクテストが行われていた=写真。
 
 参観コースの角々や見どころには十分な数の衛視が配置され、パンフレットにはない丁寧な説明もあって国民へのサービス精神が感じられた。
 

 最終地点の正門前では記念写真を撮るのにシャッターを切ってくれるほどだが、最前列の人たちが会の名を染め抜いた旗を広げると、「旗は使えないことになっています」と注意を受けた。衣の下から権威主義のよろいが垣間見え、後味の悪さを残した。(下の写真は正門前での記念写真撮影のため集まる会員たち)

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