この日に衆参両院で本会議が開かれることが前日、決まった。「本会議開会前1時間および本会議中は参観できない」(衆議院)となっていることから、幹事は前夜までハラハラしたというが、衆院事務局から参観中止の連絡がなく、予定通り実施された。
参観コースの角々や見どころには十分な数の衛視が配置され、パンフレットにはない丁寧な説明もあって国民へのサービス精神が感じられた。
最終地点の正門前では記念写真を撮るのにシャッターを切ってくれるほどだが、最前列の人たちが会の名を染め抜いた旗を広げると、「旗は使えないことになっています」と注意を受けた。衣の下から権威主義のよろいが垣間見え、後味の悪さを残した。(下の写真は正門前での記念写真撮影のため集まる会員たち)