カワヅザクラ見ごろ 江戸川区・旧中川沿い

イメージ 1
 西東京ウオーキング協会の2月例会は日曜日の28日、墨田・江戸川区の旧中川沿いと江東区の大横川沿いにカワヅザクラを求め、24人が参加して行われた。
 
 平井駅に近づくJR総武線の車窓から旧中川左岸に見えたサクラはほぼ満開の様子。「この分なら大丈夫」と、今回のコースを企画し案内役でもあるYさんはほっとした表情を見せた。
 
 平井駅北口から関東三大聖天の一つ・平井聖天(燈明寺)に立ち寄り、荒川堤防に上って木下川排水機場の横から旧中川沿いの遊歩道に入ると、濃いピンクの花をまとったカワヅザクラが並んで見えた。
 
 地元の愛護団体が整備を進めており、まだ若木だが7~8分咲きの生命力が青空にはじけているようだ。
 
 遊歩道も川も大きな曲線を描き、時折練習中のボートが上ってきたり、東京スカイツリーが手前の高い煙突に隠れたりして退屈しない。
 
 北十間川との合流点付近では、川辺に立ち並んだくいの上にカモメが1羽ずつ川下を向いて止まる風景も楽しんだ。
 
電車から見たサクラ並木に着いた。約30本が2列にまとまって植えられ、都内では有数の名所という=写真=。外国人観光客の姿も見られ、背景にスカイツリーを入れて写真を撮っていた。
 
 大島小松川公園の広々とした景色の中で昼食を取り、江東区中川船番所資料館を見学した後、まっすぐで単調な小名木川の遊歩道を東から西に向かう。
 
横十間川との合流点でX字形に架かるクローバー橋から2年前にできたマイクロ水力発電装置を眺めた。
 
小名木川をさらに西に進むと、水位差を調節して船を通行させる扇橋閘門(こうもん)がある。パナマ運河と同じ仕組みで、後扉と前扉を両側から見た。江東区は運河のまち、水路のまち。
 
小名木川は大横川にぶつかる。左折して大横川の「水辺の散歩道」を南下し、仙台堀川を越えた先にも、橋と橋の間にこじんまりしたカワヅザクラの見どころがあった。
 
平井駅から東京メトロ東西線木場駅付近で解散するまで約12キロを歩き、所要時間は5時間10分。(下の写真は左から旧中川上流付近、大横川南部付近)
イメージ 2イメージ 3