定員を上回る申し込みがあり、大勢の落選者を出していた市の健康対象教室は新年度、全員が受講できることになった。市が3月16日の市議会予算特別委員会で明らかにした。
今年度は会場により1クラス35~55人として3クラスをつくり、定員は合計690人だったが、約300人が落選の憂き目をみた。
このため市は新年度から別の曜日にも開設したり、1クラスの定員の枠を広げたりすることによって全体の定員を1070人へと5割強増やした。
今月1日から7日まで募集したところ、1097人から申し込みがあった。定員を超えたものの、市は「1人で複数の会場に申し込んでいる例も見られる。全員が受講できるようにしたい」(高齢者支援課)と答弁した。