<西東京市議会>予算案など可決し閉会 第1回定例会

 平成28年度第1回の定例会は3月30日、本会議を開き、一般会計予算案を原案通り可決するなどして閉会した。
 
 総額699億9200万円となる一般会計予算案に対し、保谷七緒美(自民党市議団)、藤田美智子(公明党市議団)、坂井和彦(民主改革フォーラム)、後藤優子(生活者ネットワーク)、納田里織(無所属)の各氏が賛成討論を、藤岡智明(共産党市議団)、桐山ひとみ(統一会派みらい)、森輝雄(無所属)の各氏が反対討論を行った。
 
 がん検診の一部個人負担、難病者福祉手当の所得制限など健康・福祉施策への評価が賛否を分ける形となった。
 
 
 
 
 市教育委員会委員は高橋ますみ氏(42)=再=、市人権擁護委員の木村俊二氏(66)=新=の任命に同意した。
 
 議員提出の意見書案は、国民健康保険料の負担軽減を求めるものと、子どもの貧困を支援する団体への財政支援を求めるものを賛成多数で可決。電力小売りの全面自由化に伴い、消費者の選択の自由を実質的に確保するための電源構成等の情報開示の義務化を求めるものは賛成少数で否決された。
 
 中央図書館・田無公民館、市民会館のすべてまたは一部の合築複合化にかかわる請願と陳情は、文教厚生と企画総務の両委員会が閉会中も継続して審議することになった。