大賀ハスなど100種 東大ハス園 公開始まる

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 東大生態調和農学機構(旧東大農場、西東京市)のハス見本園の一般公開が621日、始まった。ピンクや白、黄色の花が見頃を迎え、雨の中を訪れた人たちの目を楽しませた。
 
 公開されたのは約200種のうち、コンクリート升で栽培されている100種余り。植物学者の大賀一郎博士らが千葉市内の約2千年前の地層から種子を発見し、開花させた大賀ハス古代ハス)は鮮やかなピンクの花弁を見せていた=写真。
 
東大が作り出し品種登録された「緑地美人」は、開花1日目から花びらを落とす4日目まで花の色が変わっていく。ここと本郷キャンパスでしか見られない。このほか初公開の品種もいくつかあるという。
 

 埼玉県久喜市から来た男性は「種類が多く、毎年この時期が楽しみ」と、盛んにカメラを向けていた。

 
 
 公開は722日(月・土・日曜を除く)までで、午前9時から11時までの2時間。723日は「観蓮(かんれん)会」として午前7時から1130分まで見られる。入場無料。
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