<西東京市議会> 市「まちづくりへ若者参加」 代表質問始まる

 第1回定例会は2月28日、施政方針に対する各会派の代表質問が始まった。初日は自民党市議団で、保谷七緒美氏が代表質問に立ち、7氏が関連質問をした。

 主な答弁は次の通り。

みどりの散策マップ改訂 西東京自然を見つめる会が実際に歩いて11コースを設定したマップは、新たに保健師を加えて「健康づくり」の視点から見直した。コースを14に増やし、消費カロリーや歩数、時間も記載。3月から公共施設に置く。マップを活用したイベントも行う予定だ。
 
空き家対策へ全棟調査 新年度は都市整備部に新設する住宅課が空き家対策の中心になる。市内全域で全棟調査を行って実態を把握し、その情報共有と庁内連携の仕組みづくりを検討する。
 
緊急耐震区域の改修に助成加算 新たに「緊急耐震重点区域」を定め、新年度から3カ年をかけて、旧耐震基準で建てられた木造戸建て住宅約3400戸を戸別訪問。耐震化の必要性や助成制度を説明する。耐震改修の助成は新年度から5カ年間、1戸当たり30万円を加算し、分譲マンションも対象とする。
 
まちづくりへ「若者サミット」 新年度から始まる第2次総合計画後期基本計画の策定に合わせ、策定審議会と並行して若者サミット(仮称)を数回開き、若者の発想力とアイデアを魅力あるまちづくりへの具体的な事業提案につなげてほしい。対象は18歳から35歳ぐらいまでを考えている。