サクラ、ちらり咲く 杉並区の井草川緑道~妙正寺川

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 西東京市ウオーキング協会の3月ミニウオーキング22日、東京・杉並区の井草川緑道から妙正寺公園、妙正寺川通路を歩いて西武新宿線鷺ノ宮駅に至る約7キロのコースで行われた=写真妙正寺川沿いのしだれ桜。

 前日に東京のサクラの開花が発表されたが、この日のコースでも二輪三輪と開いた木が数カ所で見られ、参加者は足を止めて春の訪れを感じ取っていた。

 34人が参加し、西武新宿線上石神井駅南口の駅前広場を午前9時40分ごろ出発。千川通りから住宅街に入り、都立杉並工業高校の東隣の三谷公園に着いた。公園の隅が井草川緑道の始点になっている。

 井草川の水源は緑道の始点をもう少しさかのぼった所にあり、宅地化に伴って妙正寺公園までの全区間3.5キロが遊歩道になった。車道との交差が非常に多く、横断注意。そんな所々に橋の名を刻んだモニュメントが残っている。井荻駅付近のように線路に遮られ、遠回りしなければならない所もある。

 緑道では花盛りのハクモクレンやシュモクレン、ピンクのシデコブシが見られ、ビオトープの水たまりには手のひらほどのヒキガエルが出てきた。

 妙正寺公園に11時ごろ到着。保育所の幼児たちが元気に走り回り、大きなしだれ柳は金色に芽吹く幾十条もの枝を垂らし、青空とのコントラストが鮮やかだ。

 15分ほど休憩した後、妙正寺川の源流である池を一回りし、コンクリートでしっかり護岸された妙正寺川に沿って下る。公園を出ると川岸にはしばらくの間、しだれ桜が続く。「開花はまだまだ先ね」との会話が途絶え、ふくよかなつぼみと数輪の花を開いた1本があった。鷺ノ宮駅手前の路上で正午ごろ解散した。(下の写真は左から井草川緑道入り口、妙正寺池)
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