多様な植物楽しむ 東京・世田谷区の北沢川緑道ウオーク

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 西東京市ウオーキング協会の5月のミニウオーキングは6日、東京都世田谷区の北沢川緑道で行われ、38人が多様な春の花やせせらぎのある風景を楽しんだ=写真はユリの木公園。

 京王線桜上水駅南口を午前1010分ごろ出発。小休止を挟み、1120分ごろ、昼食場所の羽根木公園に着いた。

この間、いろいろな明るさの木々の緑に春本番を感じ、ユリノキ並木が続くユリの木公園の道は心地よい。並木が終わる東急世田谷線山下駅付近で、会長が樹上に一輪だけ咲くクリーム色の花を見つけ、面目躍如。

ライラック、ベニバナトチノキ、ホオノキも花盛り。ホオノキは葉が大きいが、花も日本では最大級という。「高木なので花をめったに見られない」と手元に花を引き寄せ、目に焼き付ける女性も。

羽根木公園を午後零時半すぎに出発。環七通りを渡ると、せせらぎが現れる。住民参加で水辺を復活させ、地元の人たちが清掃や見回りなどをしているようだ。

水は都の落合水再生センターで高度処理した下水道水をさらに浄化していると、看板に書いてあった。大石橋の下流ではスルメを餌にザリガニ釣りをする親子の姿が見られ、なかなかの「釣果」を挙げていた。

北沢川緑道はやがて南側から来る烏山川緑道と合流し、合流点にモニュメントが建つ。ここから先は目黒川緑道と名前を変え、両側に花壇が整えられ、コイが泳いでいた。

  目黒区境の「大橋」の親柱付近で1時50分ごろ解散した。桜上水駅からの距離は約8キロ。(下の写真は左からザリガニ釣り、二つの緑道の合流点

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