ハナショウブ見ごろ 東村山・北山公園


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 西東京市ウオーキング協会の6月ミニウオーキングは9日、東村山市八国山緑地から北山公園菖蒲苑(しょうぶえん)=写真=を訪ねた。


 34人が参加し、西武線西武園駅下車。徒歩3分ほどの西入り口広場から八国山緑地に入り、尾根道を東へ。緑地の東端に近い「将軍塚」を見て引き返す。尾根道から「ほっこり広場」に下り、再び尾根道に出て「ふたつ池」に下り、「ころころ広場」に出た。


 春はいつの間にかずんずん進み、コナラやクヌギなどの雑木林は日差しをさえぎるまでに新しい葉を茂らせ、低木の緑はつやめいて見える。尾根道ではウオーキングの人や社会科見学の児童たちと行き交い、ふたつ池のそばでは保育所の園児たちが元気に遊んでいた。


 たいけんの里で一休みし、線路沿いに北山公園へ向かう。目の前に開けた菖蒲苑は3日から18日まで「菖蒲まつり」が行われており、大勢の見物客が木道を散策したり、花にカメラを向けたりしている。


 300種8千株、約10万本といわれるハナショウブは、まつり実行委によると、この日「見ごろ」を迎えた。見ごろは1週間程度が見込まれるという。


 見物客から聞いた情報をもとに、予定外の正福寺に足を延ばした。公園入り口から10分ほど歩き、国宝の地蔵堂の横の細道を進むと、ボダイジュが今を盛りと黄色い花を咲かせていた。甘い香りと、葉脈の途中から花房の茎を出す珍しさを楽しんだ。


 スイレンの花が咲く弁天池公園を経て、東村山駅西口で解散した。西武園駅から歩いた距離は約6キロ。(下の写真は左から八国山緑道、花盛りのボダイジュ)
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