貸し切りバスを利用し、27人が参加。
古代蓮の里は、朝のテレビで放送されたこともあってか、午前10時半すぎにはなかなかのにぎわい。池の中の木道を歩き、大ぶりのピンクの花に顔を寄せて香りをかいだり、「世界の蓮園」では白色や花びらの周りを濃いピンクで縁取るなど多様な品種を楽しんだりした。
なかでも稲荷山古墳から出土し、「100年に1度の大発見」とされた国宝「金錯銘(きんさくめい)鉄剣」に刻まれた文章が詳しく説明された。文章自体が最古級という。
大半の人が稲荷山古墳(前方後円墳)と丸墓山古墳(円墳)を登り下りし、健脚ぶりを見せた。
三階櫓(やぐら)の最上階に上った人は多かったが、富士山などの山並みは見えなかった。
この日は台風の接近や梅雨前線の影響が心配されたが、古代蓮の里で一時的に小雨が降っただけで、帰着まで曇りのまま持ちこたえた。(下の写真は左から、国宝の鉄剣に見入る、稲荷山古墳に登る)