関東有数のアジサイ名所と国内最大の大仏と ウオーキング協会15周年(2の2)

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 西東京市ウオーキング協会の15周年記念バスツアーは7月9、10の両日、千葉県内であり、麻綿原(まめんばら)高原(大多喜町)と鋸山(鋸南町)を歩いた。

2日目はホテルを午前9時すぎにバスで出発、鋸山登山自動車道で山頂駐車場まで登った。

西口管理所から山頂展望台まで少し石段を上れば、あとは大仏広場までおおむね下りになるというコース設定。体力差に配慮していくつか短縮ルートも幹事から説明されたが、ほぼ全員がフルコースを選んだ。

鋸山は山の大部分が日本寺の境内とされ、千葉県指定の名勝。山頂に切り立つ崖に彫られた「百尺観音」を最初に見て、山頂展望台の「地獄のぞき」=写真=、千五百羅漢道、大仏とたどった。

地獄のぞきに立つと、絶壁の谷が見えスリル満点。緑濃い山々や青い大海原の遠望も美しく、手すりを頼りに数メートルの岩場登りに汗をかいた苦労が吹き飛ぶ。

羅漢の道。江戸時代に木更津の名工とその門弟たちが長い年月をかけて刻み、風雨がうがったほこらに安置された数々の石仏は、台湾の八百羅漢を上回り世界最多という。しかし明治維新廃仏毀釈(きしゃく)により首を失ったものが目につき、痛々しい。

西口管理所から入り、石段を歩き続けて1時間10分。大仏広場に着いた。台座からの高さが31メートルあり、奈良・東大寺の大仏より12メートル余り高い。近づいて見上げるよりも、ひとまず手前の休憩所でベンチに腰を下ろす人が多かった。

昼食は金谷港にある観光型複合施設「ザ・フィッシュ」(富津市)で取り、土産も調達。小泉酒造(富津市)の「酒匠の館」で日本酒の試飲と買い物をしてツアーの楽しみを締めくくった。(下の写真は左から、国内最大の日本寺大仏、日本酒の試飲)
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