22人が参加し、午前9時半ごろ南浦和駅西口を出発。大谷場(おおやば)氷川神社、神明神社、睦神社に寄る。会長が鳥居の形についてミニ解説。安芸の宮島の大鳥居に似ている氷川神社、「靖国鳥居」と呼ばれている神明神社―。
神明神社を出て北に向かう上り坂に「焼米坂(やきごめざか)」の標識があった。ここは昔の中山道で、焼米は旅人の携帯食だったという。焼米は米をもみのまま、いり、つき、もみ殻を取り除いたもので、そのままでも食べられる。そんな米を売る店があったそうだ。
別所公民館から先は「花と緑の散歩道」を歩く。季節に合わせればサクラやアジサイの花を楽しめる。舗装にクッション性があり、歩きやすい。
歩道橋を上り詰めると、「おおっ」「わー、きれい」と声が上がり、広い別所沼が目に入る。2カ所で噴水が上がり、沼に沿って背に高いメタセコイア(アケボノスギ)とラクウショウ(ヌマスギ)の並木が続く。会長が、葉の出方などによる見分け方を解説した。