例年ならピンクの大輪を見せている古代ハスの大賀ハスは開花が遅れているが、東大が作り出して品種登録された「月のほほえみ」は、すらりと高い茎の上にクリーム色の花を開く。小平市からウオーキングで訪れたという女性グループは「ハスに負けないようにきれいに撮ってね」とカメラに向けてポーズをとった。
見本園では約300種の花ハスを栽培しており、今年はほぼ半数を公開。開花している品種を前に、市民ボランティアの人たちが花の寿命や葉が水をはじく力、香りの強い品種などについて説明してくれる。
一般公開は7月20日までの毎週火・金曜日、午前8時45分から10時45分まで。観蓮会(かんれんかい)は7月21日午前7時から11時まで。いずれも入園無料。

