向台・緑道コースに30人

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 西東京市主催の「みどりの散策路を歩こう」が627日、みどりの散策マップの「向台・緑道」コースであった=写真。

マップは昨年、市と「西東京自然を見つめる会」が協働で作り、14のモデルコースを設定。市民の参加を募り、春と秋に2回ずつモデルコースを歩いている。

この日は東京の最高気温が30度と真夏日が予想されていたことが影響してか、参加者は約30人と少なめだった。田無庁舎市民広場で準備運動をし、見つめる会の会員を先頭に三つのグループに分かれて元気よくスタート。

コースは南町4丁目の自転車保管所前から向台小、向台公園、阿波洲(あわしま)神社を経て五日市街道に出て、狭山・境緑道(多摩湖自転車歩行者道)を進み、緑道沿いのおおぞら公園の途中から19階建て大規模分譲マンションを右に見て、時計回りで自転車保管所前に戻り、田無庁舎で解散する約4.3キロ。

向台公園では健康課職員が熱中症の症状や対策を話したり、阿波洲神社の境内では「市の木50選」のカキの大木を見、向台3丁目では「植物公園と名乗る公園では日本一小さいのではないか」という敷地200平方メートル余りの向台植物公園などさまざまなポイントで解説が盛り込まれたりした。

70代の男性は「立ち寄る所の説明を聞くのが楽しみ。わがまち再発見です」と話した。

ゆっくりしたペースのおかげで、マップに示されている「約65分」よりも多い110分をかけ、不調を訴える人は1人もおらず田無庁舎に着いた。次回は1024日の予定。(下の写真は向台公園での健康講話、日本一小さい?向台植物公園)
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