<西東京市議会>体育館の空調整備は中学校優先 新・中原小は先行

 「災害級の暑さ」から子どもたちの健康を守るため、市内の小中学校でも体育館に空調設備を設置することになり、市は新年度一般会計予算案に調査費約1千万円を計上した。木村俊二市教育長は「部活などの利用日数と頻度」を理由に、中学校を優先する考えを示した。

 22627日の定例会の代表質問に答えた。
 
 ただ、新年度から建て替え工事が始まる中原小は、2カ年計画の建設工事の中で空調設備を設置する。

 また現在は中原小児童が使っている第10中(仮称)は、中原小校舎の完成後に中学校仕様に改修。空調設備を整えたうえで、20219月にひばりが丘中が移転、開校する予定だ。

 新しいひばりが丘中の空調は、外気を地下の空気槽を通すことで夏は温度を下げ、冬は温度を上げることができる省エネ技術のクールピット方式を採用するという。