ひばりヶ丘駅北口広場完成 道路も開通し式典

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 西武池袋線ひばりヶ丘駅北口の駅前広場と広場から北に延びて埼玉県新座市につながる道路が完成し、3月16日、「ひばりヶ丘駅北口線開通式典」が駅前広場で開かれた=写真は丸山市長、来賓らによるテープカット。

 広場は約2800平方メートルで南口の約6割の広さ。飲食店を中心に低層の建物が密集していた区域の景観が一新した。

 西武バスのひばりヶ丘駅北口停留所は、これまで徒歩で5分ほど離れていた新座市栗原から移り、鉄道駅の利用者に便利になった。ロータリーには朝霞台行き、志木駅南口・新座営業所行きの二つの停留場と降車専用のスペースが設けられた。路線バスの1日の乗り入れは約200台。

 バスのほかタクシーや福祉車両なども駅前に乗り入れられるようになった。

 ひばりヶ丘駅北口線と呼ばれる都市計画道路3421号線は幅16メートルの2車線で、すでに開通している部分を含めて全長約300メートル。

 交通量の増加により栄小児童の通学に危険が及ぶ恐れが市議会で指摘されたが、市教委は信号設置を警察に要望しており、交通擁護員の配置も検討している。

 式典で丸山浩一市長は「市民の安心・安全とまちのにぎわいに寄与することを期待している」と述べ、来賓の並木傑(まさる)市長は「旧バス停から駅まで半世紀以上歩いてきたことを思うと感無量」と話した。

 来賓の祝辞の後、西東京市のマスコットキャラクター「いこいーな」も加わってテープカットがあり、午後2時から広場と道路の利用が始まった。

(下の写真はひばりヶ丘駅北口広場と北へ延びる新たな都市計画道路=3月16日、開放前)
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