市職員の喫煙率は15.8%と全国の成人喫煙率より低いが、勤務時間中は使用厳禁の指定喫煙所で吸う「おきて破り」もいるようで―。一般質問初日の6月10日、市職員の喫煙事情が取り上げられた。
田村広行氏(無所属)の質問に、丸山浩一市長は厚生労働省の国民健康栄養調査による成人喫煙率17.7%(2017年)と並べて市職員の喫煙率(18年度定期健診)を示した。
市長はさらに、17年9月からは「(市役所の)指定喫煙所であっても職員が利用できるのは勤務時間外のみ。現在は敷地内禁煙に取り組んでいる」と述べた。
田村氏が、勤務時間中は指定喫煙所を利用してはならないというルールに従わない職員がいるとただすと、保谷俊章総務部長は「庁内の議論を踏まえて対応を考えていく」と煮えきらない答弁。