ハス開花始まる 東大農場の見本園

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 全国有数の品種の多さを誇る西東京市東大農場ハス見本園で6月11日、一般公開が始まった=写真。

栽培する花ハス約300種のうち約100種が見られる。前日の大雨が上がり、青空ものぞいたこの日、東大が作り出し、品種登録された「緑地美人」が薄紅色の花びらを広げるなど数種が開花していた。

訪れた人たちは開いた花を見つけてはカメラを向けたり、フィールドボランティアの人に「このつぼみはいつごろ咲くの」などと尋ねたり。

花は少なくても、葉の中心に残る水玉がポコポコと小さな泡を出して「呼吸」する様子に見入る人、空を映す水面と葉がつくる一瞬の光の妙をカメラで狙う人と、それぞれにハスの世界を楽しんでいた。

「来週はもっといろいろな花が楽しめます」と担当者。公開は7月19日までの火・金曜日で、午前8時45分~午前1045分。入園無料。
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