府中・あんず通り 見ごろはまだ先

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やっと見つけた咲き始めのアンズ=3月5日午前、府中市

 西東京市ウオーキング協会の3月のミニウオーキングが5日、府中市内であった。

 

 西武多摩川線多磨駅を起点に「あんず通り」の先を南へ向かい、押立公園、南白糸台小学校を経て府中崖線を上り、本願寺前、京王線武蔵野台駅の東踏切を通って西武多摩川線白糸台駅を終点とする4キロ余りのコース。

 

 新コロナウイルスの感染拡大の影響からか、参加者は17人と2019年度の平均参加者数をやや下回った。

 

 今回のタイトルは「あんずの花の咲くころ」。多磨駅からすぐの人見街道を西に進んだ交差点を左に入ると「あんず通り」が延びる。市によると、甲州街道国道20号)に突き当たるまで約1キロ区間の両側に計130本のアンズが植えられており、2003年に通りの名が付いた。樹種は「実のなる木を植えてほしい」という住民要望に応えたという。

 

 アンズは、日当たりのよい場所でごく一部が咲き始めていたり、ピンク色のつぼみをたくわえたりしていたが、多くの木はつぼみが堅かった。途中、通り雨に見舞われ、公園に避難する事態も。

 

 アンズはソメイヨシノよりもやや早く開花するとされる。もうすぐ見ごろとなり、地元の人たちの目を楽しませるのだろう。