<西東京市議会>小中校の学習用タブレット 1万6000台購入へ

 来年度から市内の小中学生に1人1台配備するタブレット端末と、充電保管庫・保管庫を市の財産として取得する議案が、11月27日の本会議で全会一致で可決された。

 

 国の「GIGA(ギガ)スクール構想」に沿ったもので、タブレットは小中学生用が1万4000台、教員用800台、予備1200台の計1万6000台。米ヒューレット・パッカード製で契約金額は約8億5100万円。

 

 端末用の充電保管庫は140台、保管庫は81台で、契約金額は約1500万円。

 

 議員の質問に対し市教委側は「タブレットは子どもの持ち帰りが基本」「予備機は子どもの端末が壊れたときに使う」と答えた。ただ「故意に壊した場合は(保護者に)損害賠償を求めるのか」との質問には「個別の事情による」と答えるにとどまり、明確な判断基準は示さなかった。