西東京市泉町の如意輪寺でロウバイの黄色い花が咲き始め、一部で見ごろを迎えている。
市内でロウバイを植えている所は少なく、如意輪寺境内は隠れた名所。仁王門をくぐると、参道右側に多い。
観音堂前のロウバイは1月25,26日の暖かさで開花が急に進み、八分咲きに。甘い香りも漂う。この冬は寒さの訪れが遅かったせいか、例年なら12月中に開花するはずなのが年明けになったという。
半透明でつやのある、ろう細工を思わせる黄色い花よりも、まだつぼみの方が多い木が目立ち、これからが見ごろ。同寺は「自由に花を楽しんでください。ただ、枝を折るのはやめて」と話している。