<西東京市議会>第3回定例会始まる 会期9月27日まで

 第3回定例会は8月27日開会し、会期を9月27日までの32日間と決めた。

 

上程された議案は今年度の市一般会計補正予算案など16件。池澤隆史市長が提案理由を説明し、各補正予算案は予算特別委員会に、工事請負契約の締結や条例の一部改正案と陳情4件は所管する常任委員会に付託された。

 

 30日から4日間、一般質問が予定され、新型コロナウイルス対策などを巡り質疑が行われる。

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 大型施設の解体開始へ 工事請負契約は4件のうち3件が大型施設の老朽による解体工事。保谷庁舎と旧西東京市民会館の解体は契約確定の翌日から来年7月まで、新校舎に移転した後のひばりが丘中学校は2023年3月までに解体される予定だ。契約金額は約2億6500万円(市民会館)~約2億8千万円(ひばりが丘中)。

 

 残る1件は田無庁舎の空調設備を約2億7800万円かけて改修する。工期は2024年3月まで。

 

 条例関係では、新町市民集会所の廃止に伴うもの(来年1月施行)や、市職員の服務の宣誓書に押印をやめること、新設したひばりが丘中の体育館、多目的室・特別教室などの使用料明記がある。

 

 一般会計は30億3500万円を追加し、総額765億2900万円とするもので、財政調整基金の積立金増額などが盛り込まれている。