鉄道博物館貸し切り 1500人楽しむ

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車両ステーションで写真を撮る人たち

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広さやレール総延長が国内最大級の鉄道ジオラマも人気を集めた

 日本の鉄道史を彩った実物車両を展示する鉄道博物館(埼玉県さいたま市)が休館日の11月30日、「大人の休日俱楽部」会員限定の貸し切り見学会があった。

 

 JR東日本が年1回催していたが、新型ウイルス感染症の影響で2年ぶりの実施。30分刻みで入館時間の希望を取り、抽選で1500人を招待した。

 

 参加者は1人だけのほか鉄道ファン同士、夫婦、親子などさまざま。転車台を中心に蒸気機関車や特急電車の先頭車など36両が配置された車両ステーションでは記念写真を撮る姿が絶えなかった。

 

 幅23メートル、奥行き10メートルと国内最大級の鉄道ジオラマ。架空の都心駅や車両基地、山岳観光地などを配し、総延長1200メートルのレール上を各種の列車が発着する様子を見せる運転プログラムも毎回満員の人気を集めていた。