三鷹市スポーツと文化財団の新しい映画上映会が始まった。今年度のテーマは「スクリーンで観(み)たい、チャップリン」。その第1回が5月25日の『キッド』だった。
チャップリンの作品はどれ一つとして通しで観たことがない。これを機会に深く知りたいと思い、前売り券を手に入れた。とにかく遠出をして歩き、足腰の衰えを少しでも回復したい欲もあった。
出だしからつまずいた。1本早いバスで三鷹駅に直行し、そこから芸術文化センターまで歩くつもりでいたのに、家でウトウトしてしまい、速足で外に出たが、目の前をバスが通り過ぎたという次第。
で、次善の策。別路線のバスで武蔵境に行き、JRで三鷹に行かなければならなくなった。上映開始に間に合うよう、三鷹駅からもバスに乗った。
時間もカネも余計にかかったのは仕方ないとして、悔やまれるのはたった53分間の上映時間に何度も意識を失ったことだ。
前半は睡魔に打ち勝っていたが、後半は気がつけば、スクリーンはけんかのシーンになっていていきさつ不明、ラストシーンのチャップリンが扉の中に入っていくことが何を意味するのかわからずじまい。どうしてここで終わるのとぼんやり席を立った。
帰りは予定通り三鷹駅まで歩き、ひばりが丘行きのバスに余裕で間に合ったのだけれど、家ではインターネットで『キッド』のあらすじやら何やらを探しまくるはめになった。
次回は7月27日に『モダン・タイムス』がある。座席も予約した。今日の轍(てつ)は踏むまい。