猛暑が去って秋らしい気温となり、外を歩くのが苦でなくなった。9月28日の土曜日は「行事」も立て込んで1万歩を達成した。
歩数の内訳はわからないが、痛風の継続診療による病院通いと、映画鑑賞に伴うバス乗車を徒歩に切り替えたことの合計だ。
上映会には夏期は自宅―三鷹駅間が西武バス、三鷹駅―上映施設間が小田急バスとバスを乗り継いで行く。今日はこのうち小田急バスの停留所3つ分を歩き、帰りの西武バスも停留所2つ分を歩いた。
今日は歩くぞと強い意志を持って積み上げた1万歩は、まち歩きなどのウォーキングイベントで「歩き回った」のとは違う誇らしさを感じる。
そうは言っても内幕を話すと、この日病院で歩行時にふらつき感があることを医師に相談したところ、「歩くのが一番(の良策)」と勧められた。この後押しは大きい。
そして肝心の映画は断続的に睡魔に襲われ、全体の流れがわからないまま終わった。映画はチャップリンの代表作の一つ『独裁者』。上映時間が2時間5分と長いところに歩き疲れが忍び込んだ。
6分間に及ぶという演説シーンもしかり。わが国の新政権の行方を見ていくうえで参考になるに違いない、との当初の意気込みを思うと、情けない気持ちがぬぐいきれない。